南雲治嘉研究室

南雲治嘉

南雲 治嘉
デジタルコミュニケーション学部 教授
デジタルコンテンツ研究科 兼任教授

主な研究テーマ

1. 新しい色学の研究(先端色彩研究チーム)
2. 視覚心理学並びに視覚の法則の研究(基礎デザイン研究チーム)

研究概要

1「. 先端色彩研究チーム」色による占いや心理テストなど、実際の根拠はなく、また、マンセルカラーシステムやPCCSは、カラーシステムの代表だが、これらのシステムの根拠も曖昧なまま構築されたものである。実在するかのような色相環もゲーテによる創作であり、それを基に作られた色立体も実は架空のものである。色は電磁波であり、素粒子であるところに色の科学的根拠がある。色は素粒子としての性質に支配されており、そこから新たなカラーシステムを構築することが、急務と考えている。近年、脳科学や物理学(素粒子論)の進歩により、さらに色の本質が明らかになりつつある。本研究室は電磁波としての色と脳、そして生理との関係を踏まえた色彩を「先端色彩」と呼び、その研究を推進するのが「先端色彩研究チーム」の役割と考える。新たな「色彩生理学」の樹立を図り、使うための色彩とデジタル色彩に重点を置き、啓蒙と普及活動を展開する。

2「. 基礎デザイン研究チーム」は、ドイツのメッツガーが50年前に確立した視覚の法則を科学的に検証し、果たしてそれは現代にも通用するのか、また新たな法則が見つかるのか、臨床的な調査を踏まえて分析。特に現在ファーストパートとして基本図形の心理的な性質を明らかにする作業に入っている。丸、三角、四角といった基本図形における視覚心理学は、多方面で応用できるものであると言える。

主な研究実績

活動分類 活動テーマ 活動年日 活動概要
書籍 図解で分かるヒット商品の配色術商品ごとの特製カラーチャート付き最新の先端色彩理論で解説 2008年12月 誠文堂新光 単著。あのヒット商品の色彩戦略が分かる! 今ヒットしている商品、これからヒットするであろう商品、特定のジャンルで売り上げを伸ばしている商品を取り上げ、形と色の側面から解説。カラーチャートとともにその配色を分析する。
講演 第82回かわさきデザインフォーラム 2009年3月 われわれの身近な存在ですが、残念ながら、色のあいまいさ、不透明さを利用し、「色で人の心が解る」「色で幸せになれる」「色でモノが売れる」など、色に神秘な力や過剰な役割を求めた色彩論があふれています。色の本当の姿は何なのか、色の新しい捉え方についてお話をいただくと共に、色の活用の現況についても、実例を交えて紹介、解説。
書籍 「視覚デザイン」 2009年12月 ワークスコーポレーション、単著。
講演 「先端色彩による配色」金沢市加賀講演友禅振興事 2011年1月 伝統的な配色の世界を持つ加賀友禅。この店頭工芸を躍進させるためには色彩的な戦略が必要であり、これまでの伝統に芝らレス新たな配色を模索するための提言。金沢で活躍する代表的な加賀友禅作家を招いての野講演。
書籍 「色と配色がわかる本」 2012年1月 日本実業出版社、単著。
教育 先端色彩による配色技法(色彩理論) 2012年1月 これまで中国では行われたことがない実戦的な色彩演習を行った。感覚に頼らない配色、デザインの現場で使える配色について徹底的な講義と演習を行い、その成果を収集した。

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